オプテックス株式会社は2017年1月に設立された企業で製造業としてセンサを中心とした商品の企画、製造、販売を行なっています。オプテックスグループは永年コアコンピタンス技術としてセンシング技術の強みを生かしてきました。
グループ会社の中でもこのオプテックス株式会社コアコンピタンス技術であるセンサをビジネス、コンシュマーを問わず、広い分野で企画販売していくことをミッションとしています。
自社の販売ルートをいかした販売だけではなく、ショピングモールや住宅、オフィス、駐車場など様々なシーンでセンサ技術を生かしたソリューションが提供されていることもあり、様々な業態の企業と連携した企業への提案が必要とされることになります。
オプテックスが培ってきたセンサ技術の原点は赤外線にあります。赤外線を活用した技術から今のセンシング技術になっているのですが、変わらないポイントは安心、安全、快適な社会を構築していくことです。そして、これからの社会に求められるのはオプテックスが目指すものと合致しています。
それだけに、競合他社も多いわけですが、ここからオプテックスが強みを発揮していくためにはソリューション提供をどのように開発していくか、この一点にかかっているといっても過言ではありません。センサそのものを販売していても全く売り上げにつながるわけではありません。
もちろん、汎用品で数量を販売する、ようするにスケールメリットでビジネスを展開することも必要ですがこちらはどうしても大企業にコスト力で勝てないということになります。
だからこそ、オプテックスが生き残るために必要なのは経営理念である世界中の安心、安全、快適な社会づくりに対してどのようなソリューションが必要か常に考え続けること、そしてソリューションを生み出し続けることになるわけです。
もちろん、優れた要素技術を他社にない開発力とノウハウで継続していくことも重要です。
こちらも大企業に比べると開発投資にかけられる資金も限られていますから、マーケティングをしっかり行い、開発投資に最適な方向性を組織として定めることが重要になります。
こうした要素技術開発、ソリューション提案を両輪とし、社会に貢献する理念を忘れずに事業活動を行なっていけば、まだまだ発展し続けることが可能です。規模を問わず、競合他社もありますが、市場そのものは間違いなくこれからも広がり続けることに間違いありません。