ネオ・コーポレーションは、大阪府大阪市に本社が存在する株式会社です。創業は平成11年11月、設立は平成12年3月になります。本店は本社が存在する同じビル内にあります。
事業内容についてですが、事業所向けの電力コストを削減する、産業用電気機器の製造販売を主に取り扱っています。2016年4月からスタートした電力自由化による電気小売サービスにも取り組み、一般家庭向けの電力コスト削減にも精力的に事業展開している状況です。
平成16年からネオ・コーポレーションが販売を開始した、電子ブレーカー「ネオコントロールシステム N-EBシリーズ」は、業界でナンバーワンの人気を誇ります。
N-EBシリーズは電力コストの削減に貢献する機器です。一般的なブレーカーでは動かすときに大量の電流を受け入れられる容量にしなければならず、低圧電力の基本料金が高くなりがちです。無駄にコストを支払う結果になるところを、N-EBシリーズにはネオ・コーポレーションの独自技術が使われているため、導入することで低めの基本料金に変えても今まで通り、仕事で機械を使用することが出来ます。安全基準をクリアした製品ですので、安心して使い続けることが可能です。
N-EBシリーズと合わせて使うことにより、更なるコスト削減を実現しているのが、LCという機器です。コンプレッサーや溶接機を使用して電気代が高くなりがちな場合に、LCを導入することで基本料金を大幅に削減することが可能です。状況によっては月に数千円もコストを削減できるようになります。
他にも、電力の使用を視覚化して管理ができるデマンド表示パネルや、エアコンの室外機を自動的に制御するACCDといった製品を提供しています。これらの機器は、ネオ・コーポレーションが自社開発しており、他のメーカーには無いものです。このように、ネオ・コーポレーションは自社の機器を使って、顧客の電気コストを削減する取り組みに重点をおいた事業展開をする会社だと理解することができるでしょう。
そして、N-EBシリーズに更なる付加価値を与え、お客さまに安心安全を与える商品が、ネオ・コーポレーションの感震装置CRSです。感震装置CRSは、N-EBシリーズに取り付けることで、電子ブレーカーを感震ブレーカーへと進化させることができ、地震発生に起こる通電火災を予防することができます。
今後の発展については、主力製品の売上が好調の状態をキープしており、電気小売サービスにも積極的に取り組んでいます。離島を含めた全国の地域でサービスを提供しており、事業者向けだけでなく、一般家庭向けの電気コストを削減しやすくした料金プランを用意しています。N-EBシリーズなどの自社製品を通じて、電気料金のコストを下げるノウハウを活用した、今後の新たなサービスにも注目したいところです。
またネオ・コーポレーションは、2021年12月24日に設立したネオ・ホールディングスを親会社として、ネオ・コーポレーションを子会社とするホールディングス体制となりました。アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(APファンド)の協力を得て、株式上場を目指すという状況です。