1918年5月に設立された関西ペイントの本社は大阪府大阪市に所在しています。2018年3月31日時点で15,731名の従業員を総括しているのは、代表取締役社長の石野博氏です。ここでは関西ペイントが取り組んでいる事業内容や製品情報、今後の将来性などについてご紹介していきましょう。
関西ペイントの事業内容や製品情報
関西ペイントの主な事業内容は、各種塗料の製造から販売、塗料の配色設定、バイオ関連製品及び電子材料関連製品の製造、販売など多岐に渡ります。優れた技術開発を駆使し他社にはない製品を世界市場に提供していることから業績推移の売上高は年々増加傾向にあります。
主力としている塗料製品は業務用のものから家庭用のものまで精通し、豊富なラインナップを取り揃えているのが特徴です。
【業務用】
・建築用塗料
・防食用塗料
・自動車補修用塗料
・自動車分野
・工業用塗料
・船舶用塗料
・新事業分野
【家庭用】
・水性多用途
・油性多用途
・屋内壁用
・外壁用
・屋根用
・床用
・さび止め用
・木部、鉄部、アルミ用
・船底用
・シーラー
・スプレー
・工作用
・木部用
・ニス類
・うすめ液
・はがし剤
・シーリング剤
・復活洗浄剤
・ホームケア用
このように多種多様な製品を揃えると共に、用途や機能性に合った製品の製造・販売を行っています。新事業分野においては塗料開発に基づく基盤開発技術を活かし、バイオ分野やオプト・エレクトロニクス分野へと視野を広げています。
今後期待されている将来性について
関西ペイントは2018年5月に創立100周年を迎えた歴史ある企業です。この節目を機に、今後も新中間相層の増加やインフラ整備に向けて塗料事業はますます拡大していくものと捉えています。自社に求められている需要や役割は次第に変化していきますが、その要求に対し柔軟に対応していけるよう新たな領域に挑戦している段階です。関西ペイントグループ全体が一つとなり、事業を通して世界中の人や社会貢献へ寄付する企業であり続けることを企業理念として策定しています。
100周年記念では自社オリジナルロゴの制定や、石野社長とプロジェクトメンバーにおける座談会などが行われ、未来を切り開いていく全社員の気持ちを100年後まで継続していけるよう具体的な行動模範を設定しました。
関西ペイントはこれまで培ってきた塗料メーカーとしての知識やノウハウを活かし、最先端の塗料を作り続けています。