関西丸和ロジスティクスは、京都府や滋賀県を中心に物流事業や3PL事業などを展開しています。そんな関西丸和ロジスティクスは、顧客を第一に考える企業でありながら、社会貢献にも積極的に携わる企業です。では、詳しい事業内容や今後の発展について理解を深めていきましょう。
3PLと事業内容
1972年に京都府綾部市に創業した関西丸和ロジスティクスは、2000年まで「桃太郎便」と称して輸配送を中心とした事業展開を続けてきました。2000年以降、3PL事業に参入したことで、サードパーティ・ロジティクス事業に携わりながら、顧客からの信頼獲得と品質向上に努めています。3PL・サードパーティー・ロジスティクスは、荷主に対しての物流改革提案や物流業務受託業務を行うことを言います。
関西丸和ロジスティクスでは、物流業特有の配送・集品の一部において事業を展開するのではなく、物流に伴う作業の全てを受託し、荷主と運送会社という関係性の特性を活かして専門的な提案を行っているのです。
・物流業務
物流業務としては、配送や集品に加えて入庫検品・ピッキング・商品検品・方面仕分などを一貫して行います。
・物流システム提案
物流センターの構築・システム設計に携わることで、荷主に物流システムの提案や物流に関わる業務を受託してもらえるようなシステムづくりを行っています。関西丸和ロジスティクスでは、「AZ-COM」と呼ばれる3PL事業を展開しており、荷主とコミュニケーションを取りながら物流コスト見直しや運営業務・配送業務の委託など、顧客の経営支援を続けているのです。
今後の発展について
現在、物流業務に留まらず、3PL事業の展開を続けている関西丸和ロジスティクスは、3PL業界トップを目指し、人財育成と社会貢献に力を入れています。最先端の知識と技術を習得するためには、社員が幸福企業に従事しているということを感じてもらうための人財育成が大切だと考えているようです。
役職や職種に合わせて研修会制度を設け、関西丸和ロジスティクスという企業としてのあり方や文化、事故・安全に関する講義などの機会を多く取り入れています。また、CSR活動として、社会的な良識を持って安全確保や地域社会貢献活動にも力を入れているのも特徴です。
特に地域社会貢献活動の1つである「あやバス」は、綾部市の市民バスを受託しているもので、駅や私立病院・学校などを中心に9路線を運航しています。様々な活動、取り組みを通して、関西丸和ロジスティクスは今後も3PL業界のトップクラスの企業を目指していくことが予想されます。
関西丸和ロジスティクスの事業内容や今後の発展についてご紹介してきました。創業当初から培ってきた企業の文化は、桃太郎文化として現在では組織全体が共有する価値観と信条、伝統、経営理念などを踏まえた企業活動の軸にしています。
これらの文化を通して、AZ-COMや3PL事業をさらに進めていくことでしょう。