『餃子の王将』が大好きで、「週末は必ず訪れる」「昼食はいつも王将で!」などという方も多いのではないでしょうか。
餃子の王将は、京都の四条大宮に1号店がオープンしたのが1967年のこと。

京都市内を中心の店舗展開が始まりましたが、1978年には東京に進出、今では北は北海道、南は九州にまで国内に700店舗以上が存在し、台湾にまで進出しています。
私たちの生活にとても馴染みのある中華料理店となりました。

餃子の王将は、食に対するこだわりが強く、国産素材100%、冷凍保存なしといった、美味しさの秘密があるのですが、節電など環境に対する取り組みもとてもユニークなのです。

餃子の王将がどのような会社なのか、どのような取り組みを行っているのか、ご紹介していきましょう。

参考:王将フードサービス

王将フードサービスの会社概要

『餃子の王将』を展開する王将フードサービスは、京都市山科区に本社があり、創業は1967年、直営店とFC店をあわせて2020年3月の時点で700店舗を超えています。

餃子の王将と言えば、リーズナブルな価格で美味しい中華料理がお腹いっぱい食べられることにあります。
これは創業時からのこだわりであり、第一号店である京都四条大宮店を始めた時からのスタイルとなっています。

また現在では、社会の多様化や新型コロナウイルス感染症などの影響もあり、ライフスタイルに寄り添って提供できるように、テイクアウトやデリバリーサービスを導入している店舗も増えています。

もちろん食に対する安全にもしっかりと取り組まれており、豚肉やキャベツ、ニラ、にんにくなどの主要な素材については、すべて国内産となっています。

しかもニンニクは青森県産、小麦は北海道産を活用するなど、産地へのこだわりも持っていることが特徴です。

また食に対するこだわりだけではなく、環境への取り組みについてもこだわりを持って取り組まれていることが分かります。
各店舗で取り組みされている内容についてご紹介していきましょう。

『餃子の王将』のユニークな節電への取り組み

王将フードサービスは、環境対策の基本理念を掲げ、最重要課題のひとつとして、全社で環境負荷の低減に取り組まれています。

取り組みの内容については、次との通りとなっています。

・電力使用量の削減
・都市ガス使用料の削減
・水道使用料の削減
・一般廃棄物の削減
・社会貢献活動

王将フードサービスが本格的に環境に対する取り組みをはじめたのは2000年。外食産業においては、まだまだ取り組まれている企業はそれほど多くありませんでした。

その中でも環境マネジメントシステム活動として位置づけており、目標を定めて取り組まれていることが分かります。

どのような取り組みをされているのか、中にはユニークなものもありますからご紹介いたしましょう。

餃子の王将の「電気のいらない自動ドア」

餃子の王将が取り組んでいる環境マネジメントシステムは今に始まったことではなく、かなり以前から話題となっているものです。

以前、注目を集めた節電への取り組みに「電気のいらない自動ドアを設置」というものがありました。

電気のいらない自動ドアとは、「オートドアZero」と呼ばれるもので、福島県の企業が開発した製品です。

床に設置している踏み板に対する荷重を利用してドアを開閉させるというもので、実際に大阪府吹田店と金沢市の店舗で導入されました。

導入店舗では、その他の節電の取り組みなどもあわせて、電力消費量・電気コストが15%程度も削減することができたのです。

餃子の王将の「電気のいらない照明」

餃子の王将では、「自然光導入システム」に取り組まれており、自然光を店内に採り込めるように工夫されています。

これはいわゆる天窓ではなく、屋根に取り付けられたドーム状の採光口から特殊なチューブを使っていることが特徴となっています。

天窓の場合、真夏では日差しが強すぎたり、有害な紫外線まで採り込んでしまうのですが、このシステムの場合にはそのような心配はありません。

日差しや紫外線をうまくカットしながら、真冬でも太陽光が採り込めるようになっており、結露もしないメリットがあります。

主にトイレで活用されており、それ以外の箇所においてはLED電球を使用して、消費電力の抑制に努めています。

その他の節電への取り組み

餃子の王将の一部店舗においては、小型風力発電システムが備えられており、発電した電力を活用しながら店舗運営を行っています。

この小型風力発電システムは、自然の風だけではなく、調理の際に活用している排気ダクトの風も利用していることが特徴となっています。

飲食店ならではの発想がユニークだと感じませんか。

また、冷蔵庫や冷凍庫の省エネのためにドライアイスを使用しています。

冷蔵庫内や冷凍庫内の上部にドライアイスを入れておき、必要以上に庫内の温度を冷やしすぎないように注意しています。

使用されるドライアイスについては、ドライアイス製造機を設置して対応しているということです。

その他にも、太陽光発電装置の設置やリチウムイオン電池の活用をはじめ、EV用充電スタンドの設置、ソーラー給湯システムの導入、窓ガラスの遮熱対策など、環境対策に積極的であることが分かるでしょう。