家電メーカーの老舗と言えばまっさきに思い浮かぶのが「パナソニック」ではないでしょうか。

家電製品の使いやすさや品質だけではなく、省エネ家電への取り組みも積極的です。

それは家庭における家電製品の消費電力の割合が80%を超えていると言われているからです。

そのなかでご紹介したいのが『エアコン』。

エアコンは家電製品の中でも消費電力の高さから、家庭の電気使用量の内訳で大きなウェイトを持つものです。

ここでは、パナソニックが販売する、省エネラベリング制度における5つ星のエアコンについてご紹介していきましょう。

パナソニックが力を入れる5つ星エアコン「エオリア」の実力

● 素早くパワフルに冷やす「快速」制御
● 室温と湿度を一定に保って快適「新・エネチャージ「快湿」制御」
● パワフルな温風で足元温度約43℃「足元暖房」
● 霜取り運転中でも暖かさが続く「エネチャージ ノンストップ暖房」
● 空気中のさまざまな汚染物質を抑制する「ナノイー X」

パナソニックが販売するエアコン「エオリア」Xシリーズ(2021年モデル)は、「カビに強い」「極上の冷暖房」「自動でフィルター掃除」といった便利な機能が搭載されています。

省エネ性能を示す「省エネラベル」では5つ星を獲得しており、省エネ基準達成率は124%、電力コストも抑えることができます。

特に2021年モデルでは、冷房中つねに設定温度をキープしつつ除湿も可能になっており、作動中でも暑くなってしまうのを避ける設計となっています。

さて、ここで登場した「省エネラベル」。

経済産業省の取り組みの一つですが、どのような制度なのかご紹介しておきましょう。

省エネラベリング制度とは

「省エネラベリング制度」とは、経済産業省の資源エネルギー庁が実施している、家電製品の省エネ性能を表示する取り組みです。

近年では「省エネ家電」が増えました。

でも、本当に省エネに繋がるのか、どれくらいの性能があるのか分かりにくいものもあるのではないでしょうか。

そこで、省エネ法によって定められている省エネ性能の目標基準(トップランナー基準)に対する達成率やエネルギー消費効率を数値化して、分かりやすく家電に表示するものです。

2018年4月1日現在においては、エアコンをはじめとして、冷蔵庫、冷凍庫、液晶テレビ、暖房便座、蛍光灯が対象となっています。

「省エネラベル」に記載されている内容

家電に示されている「省エネラベル」には、「①省エネ性マーク」「②省エネ基準達成率」「③エネルギー消費効率」の3点が分かりやすい箇所に記載されています。

①省エネ性マークとは、省エネ基準を満たした製品にはグリーンのマークを、基準未達成の製品にはオレンジのマークが記載されています。

②省エネ基準達成率は、目標基準に対してどの程度達成しているのか、%で表示しています。

③エネルギー消費効率は、機器ごとに定められた測定方法によって、実際にどのくらいのエネルギー消費量があるのか具体的な数値で示したものです。

多段階評価や年間の目安電気料金なども表示

さらに省エネラベルの上部には「多段階評価」が、下部には「年間の目安電気料金」が記載されています。

多段階評価においては5段階評価になっており、ひと目でどのくらいの水準の家電製品なのか理解することができるようになっています。

エアコンの場合であれば、省エネ基準達成率が121%以上であれば5つ星、114%以上121%未満であれば4つ星となっており、かなり高い基準でないと星を獲得することが難しくなっています。

この省エネ基準達成率高ければ高いほど省エネ性能が優れていると判断できます。

下部に示されている「年間の目安電気料金」はAPF(通年エネルギー消費効率)によって算出した数値が掲載されています。

APF(通年エネルギー消費効率)とはJIS規格によって定められているもので、この数値が高いほど省エネ性能が高いと言われています。

4つ星以上のエアコンを購入するメリット

パナソニックのエアコン「エオリア」シリーズのCS-X221Dは6畳用のエアコンで、省エネ基準達成率は124%、5つ星を獲得しており、年間目安電気料金が16,500円と表示されています。

多段階評価によって選ぶ際の基準とすることができますし、また目安となる電気料金も示されていることからその効果を把握しておくことも可能です。

さらに東京にお住いの人であれば、「東京ゼロエミポイント」を獲得して、商品券やLED割引券に交換することができるのです。

東京ゼロエミポイントとは「家庭のゼロエミッション行動推進事業」と呼ばれるもので、都民に対してエコ意識を高めてもらうための取り組みです。

例えば、上記エアコン「エオリア」シリーズのCS-X221Dであれば、12000ポイントが付与されます。

うまく活用すると良いでしょう。

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