株式会社ロックオンの事業内容と今後の発展

株式会社ロックオンは、2001年に大阪に設立されたIT企業です。

現在の日本では、テレビやラジオにくわえ、自社サイトやソーシャルメディアなど、インターネット上にさまざまな広告媒体が広がっています。一方で、少子高齢化にともない、企業の労働力と消費者は減少。

両者のマッチングは、ますます難しいものとなっています。そのソリューションとして、株式会社ロックオンはマーケティングロボットを提案しています。マーケティングロボットというのは、ビッグデータや人工知能、Iotなどさまざまな技術を活用して、マーケティングを自動化、効率化していくというサービスのことです。

その事業展開は、大きく分けて2つ。

マーケティングプラットフォーム事業では、より多様化、分散化していく情報化社会で、いかに企業が効率良く消費者へ広告を届けられるか、というサポートを行っています。

「AD EBiS」では、消費者がどのような経路で広告にたどりついたかということを、検索や記事、動画、サイト、ユーザー層、といったあらゆる角度から分析。

これによって、膨大なデータを分かりやすく整理。消費者の行動を目に見える形にして、より効果的なアプローチを取ることができるようになります。

一方、「THREe」ではリスティング広告の自動運用をサポートします。運用だけでも膨大な手間やコストのかかるリスティング運用。それを、月予算を設定するだけで、AIが残予算から日予算まで自動で算出。より効率的な予算調整を行ってくれます。

クリックを増やすのか、CVを最大化するのか、あるいはCPA/ROASを最適化するのかといった目標に合わせて、ロジックを使い分けられるのも特徴。まるで人間が行っているかのように、思い通りの運用を実現してくれます。

この2つを組み合わせることで、広告の効果測定から最適化、買付、入稿まで一連の作業をすべて自動化することができます。そして、もうひとつの柱となる商流プラットフォーム事業では、「EC-CUBE」の提供を行っています。

これまでのECサイトは、モール型ではオリジナリティが出しにくく、独自構築ではコストがかかりすぎるという難点がありました。EC-CLUBはオープンソースを利用することで、このデメリットを同時に解消することを実現しています。開店だけなら無料ですぐに行うことができ、機能を追加することでカスタマイズも自由自在。

ユーザー同士のコミュニティが広がっているので、広告や決済、物流、セキュリティといったさまざまな面で、ビジネスパートナーも見つけやすくなっています。ほかにも、データ研究事業では「マーケティングメトリックス研究所」を設立。ますます広がるビッグデータの最適化や活用方法、戦略などを立案しています。

株式会社ロックオンでは、このような事業を通してこれまでに膨大なデータを蓄積してきました。今後はこの基盤を活かし、サービス同士の連携を深めていくとともに、企業理念である「Impact On the World」を実現するために、海外への展開も見込んでいます。

その布石として、シリコンバレーやベトナムに子会社を設立。海外EC市場に向けて多言語対応のEC-CUBEの提供を始めるなど、積極的な活動を行っています。

筆者について

a-innov.com

記事を表示 →